オンラインダンスレッスンを継続して分かった、オンラインダンス成功の秘訣
こんばんは。
オンラインダンスレッスンを楽しく行う為の「事前振り付け予習」などを生徒さん達に日々配信する事が習慣になってきたこの頃。
生で皆に会って、一緒に踊ることの方がもちろん楽しいですが、「オンラインダンスレッスンでも、十分に汗がかけるようになってきた」と、生徒さん達からご報告を頂いています。
日に日に一緒にオンラインダンスレッスンを楽しむ仲間が増え、コロナ自粛中でも毎日の中にハリや運動習慣を取り戻せてきました。
私自身が生徒さん達に出来る限り提案できるオンラインダンスレッスンの上手くいく極意もありますし、生徒さん達の体験からの気づきを教えて貰えて、オンラインダンスレッスンが成長していっている所もあります。
汗をかいて気持ちよく踊る為にどんな事に気をつけたら良いか、、。
他のスクールの先生や、他ジャンルの方々から質問を受ける事も多いので、インストラクター側からと、生徒さん側からに分けて書いてみようと思います。
まず、今日はインストラクター、講師側に出来る事をまとめておきます。
このブログが、沢山の講師の方々や、受講される生徒さん達に少しでも役に立てばと思います。
オンラインダンスレッスンにおいて、講師、インストラクター側に出来る事、より良いレッスン作りをする方法
まず、やはり一番大切な事は、、、
❶事前に予習する事が出来る、予習動画を制作し、YouTubeなどで生徒さん達に配信しておく事!
振り付けの細かな指導を、「mirrorバージョン」で撮影したもの、「カウントゆっくりバージョン」や、音に合わせた「音合わせバージョン」に合わせて撮影をし、分かりやすくまとめた動画を配信しておく事で、生徒さん達がオンラインレッスンに集中ができ、気や頭、目、ばかりを気にせずに汗をかけると思います。
次に、
❷レコーディング機能を使ってレッスン記録をし、復習動画として生徒さん達に配信すること!
復習動画として、その日のオンラインダンスレッスンをレコーディングした(録画機能でrecしたもの)ものをレッスン後にYouTubeなどにアップし、配信する事も大切にしています。
レッスンを受けている、その時に見え辛かった自身の動きをチェックする事が出来ます。
また、私の大事にしていることは、
❸日常出来る、毎日のエクササイズ動画などを日々、配信し、オンラインダンスレッスンをフォローする事!
ビリーズブートキャンプのようなエクササイズ動画を、レベルをどんどん上げながら制作し、YouTube配信しています。
この時も、意識する事は「足音を立てずに済む動きを沢山取り入れ制作すること」です。
家の中で動く事を想定しての、フォロー動画を副教材的な役割で、どんどん配信して行くと良いと思います。
ここはとても大事な事で、
❹音楽の聞こえ方は大切で、耳障りの良い、テンションの上がる音環境を作ること!
音楽は、ハウリングを起こしたり、割れて聞こえる場合もあるので、「共有ボタン」で、「音のみ」を共有します。
私は、iTunesにオンラインダンスレッスンのレッスンプレイリストを作成し、このiTunesを、生徒さんと共有しています。
動きのズレや時差などは、5Gになるまで、必ず起こってきます。
また、Wi-Fi環境や、使用している端末の違いなどで、音や動きをピタリと合わせる事は難しいのですが、音だけでもみんなで共有化し、気持ちが乗るような音環境で身体を動かせたら良いなと思っています。
ここに気が付き、この方法に気付くまでは、
オンラインダンスレッスンには無理があるのかな?っと、ウェブカメラやマイクなどの付属品ばかりを調べていました。
自身が、生徒さんの立場に立ち、様々な先生のオンラインダンスレッスンを受けた事から、「音の耳障り」はかなりテンションを上げる上で重要だと気づきました。
「音のみ共有」の方法は、「オンラインダンスレッスン」で検索したり、調べても情報が出てこなかったのですが、旦那さんが気付いてくれました。
実験やテストを何度も行う事も大切だなと思う日々を過ごしています。
綺麗な音で踊らせてあげられる事はとても重要です。
そして、見落としがちになる事は、
❺そもそもズームを使った事が無い生徒さんや、オンライン化に抵抗のある人、機械オンチな方々へのフォローを準備すること!
私の場合は、若い世代より、30代以上の方々にレッスンをする機会が多い事もあり、
「オンラインダンスレッスンの手引き」や、「オンラインダンスレッスンってどんなものか?」「ズームに参加する手順」などを制作し、YouTubeで順を追って配信していきました。
また、オンラインダンスレッスンに参加する前に、「オンラインミーティング」を開き、そこで、生徒さんみんなに操作方法などを覚えて貰い、機能の説明をし、慣れていって貰いました。
私自身もズームは初めてだったので、生徒さん達に教える為に、様々な「ズームの使い方」を教えて下さる有料のオンラインレッスンを受講しました。
今では、「ブレイクアウトルーム」なども使いこなせるようになったので、「パートごとにチームに分かれて練習タイム」などもレッスンの中に取り入れられています。
私自身が、生徒の立場に立ち、様々なオンラインダンスレッスンの先生のダンスレッスンを受講する事も大切ですが、先生として、講師として、配信する側として、ズーム操作自体を学ぶ事もとても重要だったなと思います。
そして、これも必ず必要となります。
❻生ダンスレッスンとオンラインダンスレッスンの「違い」をきちんと事前に説明する事!
生レッスンしか受けてきた事が無い人がほとんどの中、若い世代のようにスッと受け入れていく事は、そう簡単ではなく、「やっぱり生レッスンじゃないと、、」と思う生徒さんがいても当然だと思います。
生ダンスレッスンと、オンラインダンスレッスンは「全くの別物」だけれど、オンラインダンスレッスンでは、「想像力」を活かし、「楽しみながら汗をかくことが目標」である事を伝えてください。
技術的な事や、細やかな動きは、YouTubeなどで補充する旨をきちんと生徒さんに伝えてあげる事が大事だと思うのです。
オンラインダンスレッスンならではの利点、
逆に弱点がスラスラと言えるぐらい、講師側が、きちんと自分でズームでのオンラインレッスンを体験したり、使いこなせるようになってから、徐々に細部(ウェブカメラやマイク)を整えていくことをお勧めします。
これは、最近の気付きですが、、
❼どんな光量のスタジオや部屋からオンラインダンスレッスンを配信するか!!
これは、かなり重要な「良いオンラインダンスレッスン作り」のポイントだと気付きました。
私は、現在、3箇所のスタジオをレンタルし、オンラインダンスレッスンを配信しています。
レコーディング機能で、レッスンを録画し、
レッスン後に必ず見て改良点を探すのですが、その際に気がついた事があります。
真っ白い壁で、電気や日差しの明るいスタジオ、ごちゃごちゃしていたり、壁が暗く無いスタジオから配信した動画がなんと見やすいことか、、!?
また、スタジオのWi-Fiに必ず接続しているのですが、スタジオのどの位置、どの部屋から配信するか(AスタジオかBスタジオか)でも、オンラインレッスンの質が変わります。
光量があり、壁が真っ白、スタジオのWi-Fi環境がバッチリな場合は、トラブルは全くありません。
事前に、そういったことも含め、環境テストを行う事で、上質なオンラインレッスンを提供出来ると思います。
加えて、端末についても説明しています。
❽スマホでもオンラインダンスレッスンは可能ですが、タブレット、パソコン、テレビ画面など、見やすさの大切さを伝える!
スマホでのオンラインダンスレッスンの参加者も沢山いらっしゃいますが、やはり、画面が小さいので、タブレットやパソコンを使用する方が多いです。
一番良いのは、スマホとテレビの大画面を繋ぐと、「見ながら」という点でのストレスはゼロになります。
また、「スマホとタブレットの二刀流」で、
「音を聞いたり自分を写すスマホ」と「インストラクターを見る専用にタブレット」を使う場合は、ハウリングを避けるため、音をミュートしておいてください。
講師側は、パソコンからをオススメしていて、スマホやタブレットでは、配信側として出来る操作機能がほとんど使えません。
パソコン版のズームをダウンロードし、パソコンから配信する事で、ズームの機能を使ってレッスンに工夫が出来ます。
講師側は、様々な場所から配信する事になるので、ノートパソコン購入が妥当です。
生徒さんにも教えてあげたい事は、
❾ワイヤレスイヤホンの使用の意味や、どんなワイヤレスイヤホンを購入すべきかを案内すること。
スマホでオンラインダンスレッスンに参加する人に多いのですが、「画面が小さいから前に近づいてくる」「音が聞こえないから近づいてくる」の二つです。
スマホだと画面の大きさは、テレビなどに繋ぐしか変えられませんが、ワイヤレスイヤホンを使うことで、近づかないと言葉が聞こえないストレスは減ります。
また、音楽を共有しているので、最高の音で気持ちよく動けます。
よく「ワイヤレスイヤホンが飛びます」と言われる方もいますが、スポーツタイプや、耳にロック出来るフックのようなものが付いているタイプのワイヤレスイヤホンは、激しいスポーツやダンスにも使われています。
フィギュア選手などが使用しているワイヤレスイヤホンを参考にしてみてください。
まだまだポイントはありますが、あとはコレ!
➓音楽、動き、カウントのどこに合わせてオンラインダンスレッスンに参加するのか?
ある生徒さんは、「共有している音楽も、先生のカウントも、先生の振り付けや動きも、ほとんど時差なしです」と言われますが、
「音楽と先生のカウントと先生の振り付けや動きのどこに合わせたら良いのですか?」っと言われる方もいらっしゃいます。
これは、どんなWi-Fi環境に生徒さんがいるかによって、全く異なってきます。
そんな時に、私からみても生徒さん達の動きの速度や振り付けのズレが様々なのです。
ですが、オンラインダンスレッスンの極意は、汗をかいて楽しむことです!
自分の想像力を活かし、事前に予習している振り付けや、エクササイズ動画を参考に「音楽に乗って、自分が一番気持ちが良い状態」を主軸にして動いて下さい。
どこのプロバイダーに契約しているのか?
他には、光回線なのか?など、
そこから見直してみるのも良いのですが、オンラインダンスレッスンに慣れてくれば、自分なりに気持ち良く先生の動きに合わせて行くことは出来るようになります。
オンラインダンスレッスンで、大切なスクールや生徒さんとの縁を諦めない
他にも、今は中々手に届くのに時間がかかりますが、ロジクールなどのウェブカメラや、
スノーボールなどのノイズをとってくれる配信マイクなどもあります。
今は、お値段もかなり高くなっていたり、ビックカメラ等にも在庫がなく、入荷の目処も立たないと言われてしまいました。
でも、それよりも、上記の❶から➓を配信側である講師がきちんと心得ることが大事で、
きちんと生徒さん側にも、想いも含めて伝わっていくのではないか?と思います。
あと1.2カ月もすれば、音楽やダンスなどのスタジオが、「配信スタジオ化」していくと思います!
そこに高度な配信が出来る設備、環境が準備されていくと予想しています。
ですので、無理して焦って高額のカメラやマイクを購入してしまうよりも、しっかりと事前準備や、環境テスト、環境作り、フォロー体制をまずは作り上げる事をオススメします。
私も、かなりの機会音痴、パソコン嫌いの
「対面得意型」のアナログ人間です。
ですが、これからどんどんオンライン化されていく時代の流れの中で、「どうしても失いたくないもの」が、自身のスクールと、今いる生徒さん達との縁だと気付きました。
試行錯誤しながら、スクールや生徒さん達との縁を繋ぎ、オンライン化して行く為に努力し、得た事をシェアし、
まだオンライン化を迷っている講師の方々や、オンラインレッスンに抵抗のある生徒さん達に役立てたら良いなと思っています。
オンラインダンスレッスンは、機会音痴でも大丈夫!講師側に出来ること
「こんなにアナログ人間がやれたのだから大丈夫!フォローは必ずするから!」
この言葉で、自身のスクールでは、小学生から高齢の生徒さんまでがオンライン化に対応頂き、このコロナの自体の中でもレッスン継続、いや、「ニューレッスンのスタート」が出来ました。
諦めるのは簡単ですが、これから長く長く続く終息への月日の中で、諦めたりふてくされて挑戦をせずに生きるも、
学びながら成長し、生徒さん達と一緒に楽しくレッスンが出来て生きるも、同じ時間が流れています。
上記は、私が「どんな風にオンラインレッスンやってるの?」「どうして高齢の生徒さんまでみんなオンラインに対応出来てるの?」など、講師、インストラクターの方々から連絡を頂き、お答えしてきたアンサーです。
YouTubeなどで、また、更に詳しく、わかりやすく、細かな操作なども説明した動画をシェアしていこうとも思っています。
また次回のブログでは、「生徒さん側のオンラインダンスレッスンを受ける極意」をまとめ、更新していこうと思います。
講師やインストラクターの皆さんと、大切な生徒さんがこれからも、一緒にレッスンを続けていけますように!
福岡市 中央区 大人の女性の為のオンラインダンスレッスン
二つのオンラインダンスレッスンクラスのレッスンクラスホームページが完成したのでお知らせ致します。
引き続き、新しいオンラインレッスンのクラスも誕生しますので楽しみにしていて下さいね。
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